結論から言うと、株主優待は「一定株数を権利確定日に持っていると、企業から商品・金券・割引などがもらえる制度」で、配当と合わせるとお得度が大きく上がります。 第7回は優待の基礎と種類を押さえます。
株主優待とは
株主優待とは、企業が株主に対して自社製品・金券・割引券などを贈る日本独自の制度です。配当が「現金」なのに対し、優待は「モノやサービス」で受け取るイメージです。
もらうための条件
- 権利確定日に株主名簿に載っていること(その2営業日前の「権利付最終日」までに買う)
- 必要な株数を満たすこと(多くは100株=1単元から)
権利付最終日を過ぎて買っても、その期の優待はもらえません。
優待の主な種類
| 種類 | 例 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 食事券 | 外食チェーンの割引・食事券 | 外食が多い人 |
| 金券系 | クオカード・ギフトカード | 使い道を選ばない人 |
| 自社製品 | 食品・日用品の詰め合わせ | 生活費を下げたい人 |
| 割引・優待価格 | 買物割引・レジャー施設 | よく使う店がある人 |
| カタログギフト | 選べるギフト | 自由に選びたい人 |
種類別の「トータル利回り」の考え方は、次回⑧と株主優待ランキングの記事群で詳しく扱います。
初心者が失敗しない選び方
- 自分が実際に使う優待を選ぶ(使わない優待は価値ゼロ)
- 優待だけで選ばず、配当と業績も確認する
- 優待の改悪・廃止リスクがあることも知っておく
まとめ
優待は「使ってこそ価値」。次回⑧は、優待と配当を足して考えるトータル利回りという重要な指標を解説します。
⬅️ 前:⑥ETF vs 個別株 / ➡️ 次:⑧トータル利回り
※本記事は教育・情報提供を目的としたもので、特定銘柄の売買を勧めるものではありません。